米国の株価指数のほとんどは金曜日の取引でマイナス方向に傾いたが、市場が企業収益の結果を注視する中、過去最高値付近を維持した。
ウォール街に上場する企業の2025年第2四半期の決算シーズンが始まった。銀行の決算を皮切りに、そのほとんどが好調な数字を示している。
今週、ドナルド・トランプ米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長を解任する可能性をめぐる不確実性により、世界の市場は懸念にとらわれている。
市場動向を見ると、ダウ工業株30種平均はGMT16時15分時点で0.4%(160ポイント相当)下落し、44,326ポイントとなった。S&P500種指数は0.1%(3ポイント)下落し、6,293ポイントとなった。ナスダック総合指数は0.1%(10ポイント)下落し、20,874ポイントとなった。