米国株価指数は、9月最初の取引となる火曜日の取引開始時に、国債利回りの上昇と関税への懸念を受けて下落した。
10年米国債の利回りは5.5ベーシスポイント上昇して4.281%となり、30年債の利回りは4.6ベーシスポイント上昇して4.964%となった。
これは、連邦控訴裁判所が金曜日にドナルド・トランプ大統領が課した関税の大半は違法であるとの判決を下したことを受けてのものであり、これにより米国の政策決定に関する不確実性がさらに高まった。
16時14分(GMT)までに、ダウ工業株30種平均は1%(431ポイント相当)下落して45,113ポイント、S&P500種指数は1.2%(79ポイント相当)下落して6,380ポイント、ナスダック総合指数は1.5%(320ポイント相当)下落して21,135ポイントとなった。