米国の株価指数は、金利引き下げの可能性への期待を高める経済データの発表を受けて、水曜日の取引中に上昇した。
ADPデータによると、米国の民間部門は先月3万3000人の雇用を失い、2023年3月以来初の月間減少となった。一方、推定では10万人の雇用増加が示されていた。
CMEフェドウォッチツールによると、このデータは、連邦準備制度理事会が7月の会合で利下げを行う確率が前日の20%から23.3%に上昇したことを裏付けている。
米連邦準備制度理事会(FRB)のメンバーは昨日、労働市場の伸びが鈍化する明確な証拠があれば、FRBは利下げを議論と採決のテーブルに載せるだろうと述べた。
取引に関しては、ダウ工業株30種平均は16時26分(GMT)時点で0.1%(24ポイント)上昇して44,518ポイント、S&P500種総合指数は0.2%(15ポイント)上昇して6,213ポイント、ナスダック総合指数は0.7%(148ポイント)上昇して20,350ポイントとなった。