米国の株価は、インフレ指標の低下により連邦準備制度理事会が次回の会合で金利を引き下げるだろうという期待が強まったことから、金曜日に上昇した。
最新データによると、食品とエネルギーを除いたコア個人消費支出(PCE)価格指数は9月に前年比2.8%上昇し、予想の2.9%をわずかに下回った。前月比では0.2%上昇し、予想と一致した。
変動の大きい要素を含むPCE総合指数は前年比2.8%に上昇し、8月の2.7%から上昇したが、月次ペースは0.3%で横ばいだった。
CMEグループのFedWatchツールによれば、市場はFRBの次回の政策会合で25ベーシスポイントの利下げが行われる確率を約89%織り込んでいる。
16時15分(GMT)時点の市場取引では、ダウ工業株30種平均は0.4%(183ポイント)上昇し、48,034となった。S&P500は0.5%(31ポイント)上昇し、6,888となった。ナスダック総合指数は0.6%(137ポイント)上昇し、23,642となった。