ドナルド・トランプ大統領政権が推進する貿易政策を市場が引き続き評価する中、米国株価指数は火曜日の取引でわずかに下落した。
米国はこれまで、各国が貿易協定を結ぶ期限を7月9日としていたが、米当局者は現在、関税は8月1日から始まると述べており、トランプ大統領は、合意に至らなかった場合、各国に関税率を通知する書簡を送ると述べた。
ドナルド・トランプ米大統領は月曜日、複数の外国に送る新たな一連の書簡の一環として、8月1日から韓国と日本からの輸入品に25%の関税を課すと発表した。
ホワイトハウスは月曜日、トランプ大統領がいわゆる「相互関税」の一時停止を8月1日まで延長する大統領令に署名することも確認した。これにより対象国は米国との貿易協定締結にさらに3週間の猶予を与えられる。
取引面では、ダウ工業株30種平均は16時29分(GMT)時点で0.3%(148ポイント)下落して44,258ポイントとなった。また、S&P500種総合指数は0.1%(8ポイント)下落して6,222ポイント、ナスダック総合指数は0.1%(13ポイント)下落して20,402ポイントとなった。