米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長の講演や一部企業の決算発表への期待から、米国の株価指数は月曜日の取引開始時点では大半が安定した。
パウエル議長は、世界の中央銀行関係者らが参加するジャクソンホールシンポジウムで、米中央銀行の金融政策を振り返る講演を行う予定。
投資家らはまた、米国の消費者支出の回復力を示す指標を探すため、ウォルマートやターゲットを筆頭とする米国小売企業の今週の決算発表を待っている。
取引に関しては、ダウ工業株30種平均は16時12分(GMT)時点で0.1%(17ポイント相当)未満の下落となり44,928ポイントとなった。一方、より広範なS&P500指数は0.1%(4ポイント相当)下落し6,445ポイントとなり、ナスダック総合指数は0.1%(29ポイント相当)下落し21,595ポイントとなった。