ウォール街はハイテク株に支えられ小幅上昇

米国の株価指数は金曜日の取引で上昇した。これはテクノロジーセクター、特に人工知能関連企業に関連する銘柄の反発によるものだ。

オラクルの株価は、同社が中国アプリTikTokの米国事業の売却後に米国での事業を管理する合弁事業に参加したことを受けて上昇した。

一方、ニューヨーク連銀のジョン・ウィリアムズ総裁は、「技術的な要因」が11月のインフレデータの正確性に悪影響を及ぼし、総合指数が基調的な傾向を下回った可能性があると述べた。

「その結果、いくつかのカテゴリーでデータが歪められ、消費者物価指数がおそらく0.1パーセントポイント程度低下したと思う」と彼は述べた。

同氏は、確実なことは難しいと強調したが、12月のインフレデータはより正確になると予想されると指摘した。

市場取引では、ダウ工業株30種平均は14時55分（GMT）時点で0.5%（248ポイント）上昇し、4万8200ドルとなった。S&P500種総合指数は0.7%（47ポイント）上昇し、6822ドルとなった。ナスダック総合指数は0.9%（222ポイント）上昇し、2万3225ドルとなった。