米国株価指数は月曜日、弱い寄り付きの後、市場が進行中の貿易摩擦の激化を消化したことから、わずかに上昇した。
ドナルド・トランプ大統領は土曜日、8月1日から欧州連合とメキシコに30%の関税を課す決定を発表した。
この発表にもかかわらず、EUとメキシコ両国の当局者は米国との交渉を継続する意向を表明した。
一方、トランプ大統領は連邦準備制度理事会(FRB)に対し圧力を続け、ジェローム・パウエル議長の即時辞任を求めた。
今週後半には、米国で前月の主要なインフレデータが発表され、貿易戦争が物価にどのような影響を与えているかについての知見が得られるだろう。
16時37分(GMT)時点で、ダウ工業株30種平均は0.1%(21ポイント)上昇して44,392、S&P500は0.1%(2ポイント)上昇して6,262、ナスダック総合指数は0.2%(40ポイント)上昇して20,625となっている。